【日本人のベビーシッター】
身近にベビーシッターのお仕事されている方っていらっしゃいますでしょうか。日本でベビーシッターというと、子育てを終えた主婦の方々が希望される職業の中の一つである場合が多いようです。国内にある数多くのベビーシッター会社に登録されていらっしゃる方々も、大半が30代以上の女性ベビーシッターさんのようですので、当社のような小さな会社では、差別化を図る為に日本の若い学生ベビーシッターを確保したいと思っているのですが、正直なところ、なかなか見つかりません・・・。大学においてもアルバイト募集の依頼をさせていただいておりますが、「学生にそこまで責任ある仕事をさせられないので」という事でお断りされたケースもありますし、学生達も「責任が重いので」ということで、なかなかみつからないのが実状です…。以前、ベビーシッター協会主催の講習にも参加したことがありますが、若い方の参加者の姿はほとんどなかったのを覚えております。
【外国人のベビーシッター】
日本にいる外国人でも、ベビーシッターをやりたいという人が大勢いるわけではありませんが、来日したばかりであれば言葉の壁もあって職種も限られるので、「英語のベビーシッター」は、彼女たちの最初の選択肢の一つになることは確かです。当方のベビーシッター達も、みな若い頃からベビーシッターの他に、保育園やスクール、ボーイスカウトなどでの経験を通じて小さな子供のお世話をしたことがある者が大半で、どこの国でも社会ぐるみで若い学生たちに小さな子供と触れ合う機会を提供しているんだなと、とってもいいことだと感じております。私の場合、アメリカとスペインでの学生時代、知人を通じて小さな子供達のいるファミリーと出会い、ほぼ毎日のように、一緒に遊んだり食事をしたりして、本当の家族のように付き合わせてもらいました。本当に良い思い出です。日本に来ている若い外国人たちにも同じ経験させてあげたいと思ったのも、この事業を始めたきっかけの1つです。
日本において、どちらのベビーシッターのほう方が良いという事はありませんが、若い外国人たちには、日本でたくさんのファミリーと絆を作ってもらいたいですし、日本の若い人学生たちにも、もっともっと小さな子供たちと触れ合う機会を増やしてあげたいなと思います。今では、旅行やビジネスでの訪日の際に日本人の若くて元気なベビーシッターを希望する外国人ファミリーも大勢います。そんな時に、若くて元気で、優しい日本人のベビーシッター達が当社でも増えてくれれば嬉しいなと思っております。