2010年に始めた、日本初の英語専門のベビーシッターサービス。創業時からの数年は、都内在住のご家庭へのサービスのみだったので、訪日外国人観光客からの依頼は、月に数件程度でした。
しかし、2015年頃から徐々に日本を訪れる外国人ファミリーからのリクエストが増え始め、2017年にはローカルとゲストファミリーのリクエストの割合が半々になるまでに。
そして、遂に2018年にはゲストファミリーからの依頼がローカルファミリーの数大幅に上回り、2019年現在、主に東京、京都、大阪を訪れる海外からの訪日外国人ファミリーからのご依頼が9割に達しております。
日本政府の訪日外国人観光客誘致政策の影響もあり、今後も日本を訪れる外国人観光客は増えていく予想なので、我々にとっても嬉しい事なのですが、残念なのは、日本国内のご家庭からのご依頼が大幅に減少している事です。
昨今は日本でも欧米同様、マッチングサイトでベビーシッターを利用するファミリーが増えているので、正直、料金はリーズナブルで利用しやすいと思います。私自身も、マッチングサイトを選択肢の一つとして利用するかもしれません。
でも、日本における外国人ベビーシッター専門会社の先駆者として見ていると、我々が採用を見送った人材や、在留期間が過ぎてもそのまま掲載されている事もあり、実際に慎重な選考基準が設けられ、逐次情報の更新を行っているのか不安視しています。
我々ができるのは、過去10年間の経験を生かして、外国人ベビーシッターに対する国内での評価が下がらないよう、細心の注意を払って人材のマネージメントに努めること。そして、創業時のように、再び多くののローカルファミリーにもご利用いただけるようになればと思っております。